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第7回 名古屋中国春節祭ひらく

日中県連 名古屋中国語学院と出店

 中国伝統の旧正月(ことしは2月10日)を祝う「第7回名古屋中国春節祭」が1月12〜14日、栄の久屋広場で開催され、寒いなか3日目はあいにくの雨でしたが通しで9万7千人以上(名古屋中国春節祭実行委員会発表)が参加しました。同実行委員会の主催、中国駐名古屋総領事館の共催。  

江蘇省の舞踊団

 初日の12日午前11時、特設ステージで張立国総領事はじめ来賓のテープカットと吹奏楽、龍獅舞で華やかにオープン。つづいて、会場近くのホテルで同実行委による祝賀パーティが開かれ、日中愛知県連から石川賢作会長と冨田好弘理事長が招待を受け出席しました。

  石川会長(左)と張立国総領事

ステージでは江蘇省から来日した同省演芸集団舞踊団が華麗な踊りを披露し、雑技などが繰り広げられました。飲食ブースや物品販売・情報ブースも昨年より多い52店が広場の東西と南側に並び、ひとあし早い春節を盛り上げていました。

店頭で署名を訴え

県連は4回目の参加で、名古屋中国語学院(平井勝利学院長)とともに物販・情報ブースを出し、役員が協会の活動を紹介。中国「残留孤児」配偶者の生活支援を求める署名も訴え、50筆近い署名が寄せられました。

 また、県連など3団体共同で企画している3月の中国旅行のチラシを配り、ブックレット『日中友好運動のあゆみ』や欧陽さんの『わかりあえるか中国人と日本人』など各種書籍やカレンダーを普及し、日中友好新聞や協会案内リーフを来訪した人たちに手渡しました

  「配偶者署名」を訴える

“身近な中国”に

 この春節祭は、2007年、春節の雰囲気の中で中国の味と香りと感動を名古屋の人々にも味わってもらい友好交流を深めようと、名古屋在住の中国人の各種団体・個人が共同して実行委員会を立ち上げたもの。華やかなステージ公演と味覚を楽しめる飲食物ブースや旅行などの物販・情報ブースで“身近な中国”に触れられる新春イベントとして回数を重ねています。

 日中県連は「第7回名古屋中国春節祭」(別掲)中の13日、会場の飲食広場の県連ブース前で交流会を開き、のべ50人が歓談・交流しました。

青空の下の賑わい

石川賢作会長の「新年も頑張りましょう!」の音頭で乾杯。会長はじめ鳥居達生、森谷光夫の両副会長らが飲食物のブースから飲み物や料理を買ってきては振る舞い、「きょうは大いに語り合い、楽しんで…」。

前日の12日に始まった春節祭2日目の午前11時から、日中県連ブース斜め前のテーブルを囲んでの交流会。快晴に恵まれて、昼食の時間帯とあって広場は大変な賑わいぶりでした。

 同春節祭に10年2月の第4回から出店してきた県連でも、交流会は初めての試み。各支部から会員や日中友好新聞の読者、それに名大などの中国人留学生も交えて歓談の輪がいくえにも広がりました。  

「変面」の早技が謎

「ステージの『変面』を見てきたが、手を使わずに一瞬に面が変わるあの早技には脱帽した」と感嘆する人、「これから舞台を見にいってくる」と席を立つ人など、入れ替わり立ち替わり参加者はのべ50人を超えました。

互いに近況を確かめ合い、新年の活動についての抱負や最近の日中両国関係についての懸念、3月中旬に催行予定の3団体共催の中国旅行への期待など、2卓の細長いテーブルのあちこちで熱っぽい語らいに…。

日中友好協会とは

この間、県連ブースでは“留守番”の八木幸夫事務局長と松浦均事務局次長が訪ねてくる人たちに応対。協会のリーフを手渡し、物品を販売しながら「あそこで県連の交流会を開いていますから」とお誘いしました。

日中友好協会について伺ってもいいですか」と、ブース仲間の名古屋中国語学院の30代の女性講師から質問も。「40数年も前のことなのであなたのような若い世代の人たちには分かりづらいでしょうが、1966年に中国で『文化大革命』が起こったのを機に…」。

 応対した役員が“2つの日中友好協会”が存在する問題とその経緯をかいつまんで話し、「学院長の平井勝利先生も50年をこえる会員なんですよ」と付言すると、講師は「そうだったんですか!」と驚きの表情でした。  

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