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中国の旅

山東省に講演の旅1

事の始まり

  昨年8月、偽満皇宮博物院の一行の歓迎の宴で書法家・劉樸(号、孟嘉)さんに会った。私は17年末に70歳を迎え、18歳から書道を続けた記念に18年2月にささやかな「古稀の個展」を開いた。体調不良で不本意な中年期を過ごした自分が70を越えられたことは大きな喜びだった。久々の創作で欲が出たところに、劉樸さんが「篆刻」の名家と知った。さっそく「靄山七十以後之作」等の印をお願いした。
 
 泰山に行きたい
 
 劉樸さんが山東師範大学の名誉教授で済南と日本に半年ずつ暮らすと聞いて、山東省は未踏なので泰山や曲阜にぜひ行きたいと言うと、快諾された。
 

 

突然の招待状

   彼とチャットで連絡していると突然泰安市青年書法協会から私と妻に書法と茶芸の講座を、との招待状(写真)が届いた。しかし私は中国流の大げさなことと思い、自費でゆっくり行くつもりでうっちゃっておいた。
 3月17〜21日の日程が確保出来たので連絡すると泰安市のほか威海や天津でも講座を行う日程が示されたが、これでは観光がなくなってしまう。友人に相談すると、「中国では意思表示を明確にしないとダメ」といわれ、泰山と孔子の古里・曲阜に行き、最後に一日講座をする事にした。

廟で文化交流

   写真は劉樸さんが私たちの帰国後の3月27日に送ってくれた中国の微信(チャット)公衆号の画面の一部である。
 これに先立つ2日間の夕食後の揮毫会などでのやりとりや、中国に行くまでの原稿とパワーポイントの作成、準備などについては稿を改めて報告したい。        木俣 博

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