県連活動ニュース

県連・支部だより

愛知県連第36回総会ひらく

支部で新たな活動に挑戦

日中友好協会愛知県連の第36回総会は7月24日、民主会館で開かれ、代議員、役員ら42人が参加。大会議案、大会宣言、決算・予算などを全会一致で採択し、石川賢作会長はじめ新年度の役員を選出しました。

不再戦の旗高く

   <開会挨拶>
 仲間づくりの増勢の中で開かれた総会。はがきの「出席」通知を上回る参加となり、久しぶりの再会を喜び合い握手を交わす姿があちこちで見られました。森谷光夫副会長が「いまこそ日中不再戦の旗を高く掲げ、草の根の交流を」とあいさつし開会しました。
 <議長選出・黙祷>
 議長に桜井久美子、木俣博の両常任理事を選出した後、物故者の角岡多賀男、河畠政治さんを追悼して全員で黙とう。
 <会長挨拶>
 会長あいさつで石川氏は「8月の『平和のための戦争展』で県連はいままであまり知られていなかった関東軍100部隊を取り上げて準備をすすめている」と、目前に迫った『戦争展』のテーマを紹介しました。

来賓あいさつ…過去の事忘れず

   来賓あいさつに移り、駐名古屋中国総領事館の曾珏(カク)領事アタッシェは、大府中国人強制連行問題などでの県連の活動を称え、「中日関係は厳しいが、中国には『過去のことを忘れず、将来の戒めとする』という言葉がある。中日間の4項目の確認を基礎に民間交流を深めたい」と述べました。
 日本共産党愛知県委員会から本村伸子衆院議員と須山初美若者雇用対策部長が出席。本村議員は「参院選の結果、日本は歴史的に大きな分岐点に立っている。1人区で11議席を得た野党共闘+市民の力をいっそう大きくしたい」とあいさつ。選挙区候補として健闘した須山さんは、参院選での支援に謝意を表明し、「自民党を支持した人の80%が改憲草案を知らなかった。選挙で訴えた公約の実現をめざしてたたかっていく」と決意を語り、温かい拍手に包まれました。
■「悪魔の飽食」
 愛知県平和委員会の高橋信理事長は、来年7月2日の開催が決まった混声合唱組曲「悪魔の飽食」愛知公演にふれ、「日中友好のために7団体共催という画期的な公演で県連は中心的な役割を担っている。作曲の池辺晋一郎さんも指揮を執ると快諾され、みんなの力で市民会館の大ホールを満席に。そのスタートの熱い総会となるように」と訴え、会場は大きな拍手で応えました。
 ○…木俣議長が榑松佐一愛労連議長のメッセージを読み上げて紹介し、松浦均常任理事が資格審査委員として総会の成立を宣言、拍手で確認しました。
 ○…日本共産党愛知県委員会から本村伸子衆院議員と須山初美若者雇用対策部長が出席。本村議員は「参院選の結果、日本は歴史的に大きな分岐点に立っている

活発な討論続く

  ○…16年度活動報告と17年度活動方針案の提案に立った冨田好弘理事長は5日付県連版で発表した議案のポイントを説明しました。
 ○…八木幸夫事務局長が15年度決算報告と16年度予算案を提案。配られていたプリントの特徴点にふれ、「15年度は単年度赤字となり、会費納入の改善や事業活動の通年的な取り組みで健全財政にしていくことが課題だ」と強調。会計監査報告を確認し休憩に入りました。
 
■活発な討論続く
 ○…質疑・討議では挙手が相次ぎ、都合14人が発言。皮切りに石川会長が立ち、「県連の倉庫が8月末に明け渡さなければならず、刈谷で借りられる運びだが、60有余年の名古屋支部、愛知県連の歴史を刻むたくさんの原資料があり、その取捨選択をどうするか、頭に入れておいてほしい」と話しました。
 ○…稲沢支部が企画・主催し県連も共催した5月の「中国東北地方 平和と友好の旅」で同支部の家田修事務局長が「申し込み締切を待たずに定員超過でスタンバイとなったほど」と発言。「最終的に33人が参加してハルビン、長春、瀋陽を訪ね、侵華日軍第731部隊罪証陳列館はじめ平頂山遺骨館、戦犯管理所など加害の足跡を追い、だれもが侵略戦争の痛恨の歴史を追体験して平和と日中友好の大切さを学び、感動を分かち合った」と語り、盛んな拍手を呼びました。
 ■映画「望郷の鐘」
 ○…映画「望郷の鐘」に挑戦した緑支部から柳田常樹事務局次長が立ち、「昨年秋、『望郷の鐘』を観る会を立ち上げ、年頭の1月17日(土)に緑文化小劇場で午前と午後の上映会を開いてほぼ満席の770人の参加という盛況で大きく成功させ、区内で日中友好協会緑支部の存在感を増してきた」と新たな挑戦と取り組みの労苦を振り返り、会場を沸かせました。
○…豊田市で働く中国人研修生の労働環境・低賃金などの実態について、豊田支部の澤村巧支部長が報告。身近に経験した解雇問題を告発し、「豊田に2600人いる研修生との結びつきを強めていきたい」と語りました。
 ○…7年目を迎えた北京第二外国語学院への短期語学留学、担当の鳥當暁人理事は「ことしは11人が参加するが、この夏期留学が各地の中国語教室にプラスになるようしっかり学んできたい」と発言しました。
 ■平和・友好こそ
 ○桜井議長が、先の全国大会での機関紙コンクールで優秀賞に県連版が、特別賞に緑支部が選ばれたこと、新たに永年会員(20年)となった田口一登さん(日本共産党名古屋市議団長)を名前で報告。また、本部の「きりえコンクール」で入賞した、最優秀作の加藤文子さんはじめ優秀作4人の名前を紹介しました。
 ○…冨田好弘理事長の討論のまとめの後、各議案を満場一致で採択。ついで伊藤充久副理事長から提案された2017年度役員の推薦名簿で29人の新役員を選出し、第1回常任理事会で石川会長はじめ6人の常務会が承認されました。
 ○…総会はシルクロード支部の井上民穂さんの朗読による「総会決議(案)」(別項)を採択。鳥居達生副会長が閉会あいさつで「安倍自公政権の『戦争できる国』への暴走に待ったをかけ、日中友好・平和・不再戦へ力を尽くしたい」と述べ、全員の拍手で確認しました

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