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【10.01.15】『南京事件72周年記念のつどい』を開催

史実歪める河村・名古屋市長の発言がある中で      『南京事件72周年記念のつどい』を開催

  日中愛知県連が参加している「名古屋と南京の市民文化交流をすすめる会」主催のつどいが、12月13日愛知民主会館(新栄)1階、2階で行われました。

 これは昨年の3月開催した南京との市民交流と行事をまとめる中で、その成果を記録集に残して、南京事件のパネルを完成し全国どこでも展示できるようにしようと確認し、また毎年南京事件の日、何か市民企画をしてはという議論のもとに行われものです。当日会場には、63枚に整理した完成パネルを「南京大虐殺記念館写真展」として展示しました。

 またドキュメンタリー映画「南京・引き裂かれた記憶」の上映を2回、そして座談会「南京事件と日中友好を考える」を行い、延べ150名の参加で成功しました。

 この「つどい」には長年、南京事件の中国の被害者、旧日本軍の関係者など500人余の聞き取り調査をし映像に残され、映画化した松岡環氏も参加され、上映の前の挨拶、座談会での特別報告も行い、深い感銘を与えました。

 南守夫・愛知教育大学教授は実名と本人の顔を出しての映像での証言は、南京事件を「誤解」とか「幻」とか言っている人たちに対する反論として、重要で貴重なものと強調されました。

 河村・市長の南京事件に関する発言に対しては、即刻、県連石川賢作会長が見解を表明、「すすめる会」はこのつどいへの参加、座談会への出席を市長に申し入れましたが、参加を拒否されました。ある参加者は「河村市長は事実を知ろうとせず、勉強もせずしてよういうわ」と述べていました。  冨田好弘

 

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