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− 中国の旅
山東省に講演の旅��
貴重な文化交流
私たちのために梅の画を描く卓忠信さん(写真)。私も求めに応じて10枚ほど書き、互いに交換した。土地柄、書く言葉は泰山や孔子(論語)に関するものが多かった。
曲阜の三孔に行く
3日目(3月19日)は孔子を祭る「孔子廟」と子孫の暮らす村「孔府」、代々の墓地「孔林」の�犹姐Ν瓩鮓�学した。
孔子を祭る大成殿前での儀式の様子(写真)と、その下は記念写真。 大成殿に至る長い敷石の両端には樹齢数百年の檜が鬱蒼と並び、悠久の歴史を語りかけてくる。大成殿の柱には天子(皇帝)にしか使われない龍の彫りがされている。
孔子の子孫の邸宅・孔府は直系子孫の邸宅兼執務室だった。
孔子墓は「大成至聖文宣王墓」と彫られた明代の碑の後に宋代の碑があり、後が墳墓。左には6年間喪に服した弟子・子貢の庵が残されていた。
岱廟での講演
講演は岱廟の中の信道堂で行った。岱廟は北京故宮の太和殿、曲阜孔廟の大成殿と並ぶ中国三大宮殿建築のひとつで、歴代皇帝が封禅(即位)の儀式を行ったところで、半日くらいかけて見たいほどの古建築群や碑林があった(写真)。そこでの講演は私には名誉というか、分不相応というか…。
講演の内容は、�〇笋僚颪粒悗喨�と作品紹介。��現代日本の代表的書作品と作家、そして創作についての考え方。��書道を含む文化の継承問題、とした。パワーポイントで写しながら約30分の講演をした。その後は一般の参加者を交えた質疑だった。
私が高校時代に『水滸伝』を読んで東洋学(漢文)の道に進んだ、と述べたのを聞いた老人は、「それで教職の道に進んだのか」と質問した。…ここ泰安は「梁山泊」にも近い。
「書道教育では、何が重要と思うか」の問い。「技術の習得も大切だが、芸術は人を慰め、あるいは励ますなどの情操の面も大切」と答えたら、回答が意にかなったのか、親指を立ててくれた。プレッシャーの中、終わってみると実り多き経験だった。
程文珍さんに感謝
私たちを招いた劉樸さんの姪の程文珍さんには本当にお世話になった。
講演後、高速鉄道で青島に帰った。日本の新幹線のように本数がない。青島に夕方着いたが寒い。駅に程さんの夫の王さん以外に2人が出迎えてくれた。合計7人、でないと豊富な料理にありつけない。男たちは大声で会話している。行く先を決めていたのだと後で分かった。
車で30分、漁村を抜けて海岸近くの「懿海」という隠れ家レストランに到着。2階に部屋を確保してから、下に来るようにと言われた。 そこは(写真)鮮魚市場に行ったようだった。食べたい貝や魚を選べといわれ、指さす。あとで山盛りの蒸した牡蠣、赤貝、馬刀貝などの料理が出て、タレを付けてふんだんに頂いた。…程さんとの微信は今も続いている。
木俣博




